| ヘンリーエバンスのスリーカードモンテ490円 |
|
「現象」 2004年10月11日(月)にテレビ番組「スーパーテレビ 特別版」でヘンリー・エバンスが演じた、ヘンリーエバンスのスリーカードモンテです(現象写真1)。 ヘンリー・エバンスは、FISMという手品の世界大会において、2000年の優勝者に選ばれた人です。 |
|
3枚のカードで賭け事をしようと話し掛けます。 クラブのAを見付けることができれば勝ちだといいます。 3枚のカードが裏向きでテーブルに置かれています(現象写真2)。 |
|
画面の右に置かれたカードを表向けると、ハートの7です(現象写真3)。 |
|
一枚ハンデをあげようといい、そのハズレのハートの7のカードを裏返してテーブルに置き直し、コップをのせて、誰も触れないようにします(現象写真4)。 コップの中にはお札を入れておきます。 |
|
左と真ん中に置かれたカードを同時に表向けると、左はクラブのAで、真ん中はハートの7です(現象写真5)。 左のクラブのAがアタリのカードで、それを当てるとお札をもらえると言います。 左のクラブのAの位置をよく見ておくように言います。 |
|
左と真ん中のカードを裏返してテーブルに置き直します(現象写真6)。 今のところ、並べ替えは一切行われていません。 |
|
左と真ん中のカードの位置を入れ替えるように何回かゆっくり動かします(現象写真7)。 |
|
どれがアタリのカードのクラブのAかを尋ねます。 真ん中のカードだと、客が自信を持って指差します(現象写真8)。 |
|
その真ん中のカードを表向けると、ハートの7でハズレです(現象写真9)。 |
|
そのハートの7を表向けたままテーブルに置き直します(現象写真10)。 もう一度チャンスを与えるといい、左と真ん中のカードの位置を2度入れ替えます。 |
|
どう考えても、裏向きの左のカードがアタリのはずです(現象写真11)。 |
|
しかし、左のカードを表向けると、それもハートの7でハズレです(現象写真12)。 |
|
両方のカードをはじいてみせても、二枚重ねになってもいなくて、どちらも普通のカードです(現象写真13)。 |
|
ヘンリー・エバンスは、僕はいつもこの賭けに勝ってしまうんだ、と言いながら、 最初にコップをのせたカードを取り、表向けると、クラブのAでアタリです(現象写真14)。 |
|
マジシャンの勝ちです。 ずっと触らなかったはずのカードがアタリになりました(現象写真15)。 カードに仕掛けがないことを示すために、全部のカードを客に手渡すこともできます。 ヘンリーエバンスは、この手品を世界大会で審査員の前で演じたのですが、審査員はなにか仕掛けのカードを使っていると思い、あまりよい評価をされませんでした。 そこで、審査員にカードを手渡して、仕掛けがないことを確認させました。 カードには何も仕掛けがなかったことに審査員もビックリして、優勝と評価されたようです。 この現象は、一般にスリーカードモンテと呼ばれる賭け事をモチーフにした手品です。 3枚のカードの中で一枚をアタリとして、マジシャンが適当に混ぜた後にそのアタリを選ばせるのですが、どうしても当たらないという手品です。 手品であるからには、いろいろな技術、または仕掛けを用いて行われたりするのですが、ヘンリー・エバンスが演じたものは、いままでマジシャンが演じてきたもののどれとも異なるアイデアが用いられています。 日本でこのアイデアはほぼ知られていないために、もし日本でこのアイデアによる演技を行うと、マジシャンでさえビックリさせることができると思われます。 比較的簡単に演技できます。 ココ で動画も見れます。 |